●明治神宮のさまざまな顔。

明治神宮へは、JR山手線「原宿」駅、地下鉄千代田線「明治神宮前」駅からの南参道、ＪＲ「代々木」駅、大江戸線「代々木」駅からの北参道、小田急線「参宮橋」駅からの西参道と、三つのルートがあります。
近年は、南参道からいらっしゃる方が多く、北参道からいらっしゃる方が少なくなっています。北参道は、代々木商店街の最寄り駅「代々木」から、石碑の北参道標識を目印に入れます。

この北参道の鳥居をくぐってすぐ右に折れる小道は、本当に自然を感じられる所。神宮の林苑管理をしている人たちも「一番森が近くに感じられる」といっています。玉砂利でもありません。車道でもありません。土の道です。小鳥のさえずりを聞きながら、ぜひ散策してみて下さい。
神宮には、さまざまな野鳥がいて（オオタカやハヤブサもいます）、バードウォッチングにも最適です。御苑の小鳥たちはとても人に慣れているので、ピーナツなどを手に載せると、手に乗ってきたりもします。実は、モグラの穴もいっぱいあります。

また、神宮には総合武道場の「至誠館」があり、弓道科（一般・青年）・柔道科（一般及び青少年）・剣道科（一般及び青少年）・武道研修科（＝合気道・鹿島神流＝ 一般及び少年）、全門人を対象とした武学講座と少年門人のための少年武学講座が設けられています。
さらに、明治神宮の春秋の大祭には、舞楽 ・流鏑馬・邦楽・邦舞・能・狂言など、さまざまな日本の芸能がご奉納されます。一流の演者による奉納を、参拝の方は自由にご覧になれるので、機会があれば、ぜひご見学ください。